みづくくる 一六八 十 一六八  【HIROYA to IROHA】

絞り染色作家藤井裕也ブログ【みづくくる~ひろやといろは】。 水くくる=絞り染めの意。一六八=ひろやと物事のいろはを掛け合わせ題しました。

25)日本習字の手習い

3年まえは竟山流系譜の点画や書をその昔習った件備忘録として書いておりましたが現在、ご縁を賜わり日本習字系譜の書道手習い中。

烏丸四条にお稽古場を構えられている清高院 月蓮先生(寺山月蓮先生)の元、万葉仮名から基本点画、行書、隷書、楷書と工芸家ならおよそ学んでおいた方がいいのではないか?というところを念頭に、実戦書道のお稽古をつけていただいております。

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23)3年ぶり❓の更新( ゚д゚)

ブログがあることすら忘れておりました( ゚д゚)

展示会に行った先の店長さんが「藤井裕也」を検索してブログを資料にされていることを知り、パスワード忘れから久々にログイン…

3年ぶり?の更新になりました。

お待ちくださっていた方、お待たせ致しました。

同じく放置していたツイッターはアカウント削除しましたがこちらは趣味アカウントとして残しておこうと思います。

 

22)詩書画印の四絶

久しぶりの更新になりました。

ブログで綴りたい内容なので備忘録も兼ねて書いてみたいと思います。

書法永字八法とは万字に通じる書を学ぶときの基本はあまりにも有名ですが、「永」の字の漢字の点と画をばらばらにし、横画・縦画・払い・止め・はね・折れなどの基本点画を分けます。

ご縁があり、16、7年前に当時中京区の東洞院三条に教室を構えられていた篆刻家で書家の鮟鱇屈・水野 恵(みずの けい)先生のもと永字八法のその変化を併せた基本点画二十四法を約2年かけて学びました。

例えば「丹」「主」の「ゝ」は
の様にひたすら筆を潰してでも訓練を重ねて字の成り立ちを覚える習得法です。

懸腕直筆を基礎に廻腕執筆法にという90度の角度の筆の使い方も徹底して学びました。

水野恵先生は、先生のお仕事で有名な近江八幡たねやさん「種屋末廣」のお菓子のほとんどの揮毫やCLUB HARIEの看板のロゴ、題字制作、奈良の元興寺の大和古印書体の印の製作、
富岡鉄斎橋本関雪の印譜集などを手掛けられたり、奈良県天川村の新社殿に納める天河弁財天社の棟札を神託により使者が訪ねありしたためられたこともあるそうです。

こちらの写真は辵璽林(ちゃくじりん)という先生、門下生の作品展「辵展」に4〜5回出展させていただいた際のお題における僕の書いた点画二十四法の軸と楷書の軸。

お稽古をスタートしてからほどなく染色作家デビューがありその時期から出張が増え、その時点で水野先生の元の書のお稽古は楷書でストップ、篆刻にはもちろん進めませんでした。
ですが、竟山流(きょうざんりゅう)の系譜にある書や点画の基礎、その背景を学べたことは字の優劣やレベルはともかく、詩書画印を観る上で僕の感覚の基礎になってますので本当に有難い。
詩書画印の四つ揃う者を四絶と呼びますが、およそ工芸の世界に遊ぶ者は至らないまでも四絶を何時も考え感じてこそだと思えるようになっただけでも大切な指針です。

竟山流の山本竟山は岐阜に生まれ台湾から明治末期の京都に腰を据え日本書道界の重鎮、日下部鳴鶴など学び、のちに六朝風の格調ある楷書で名を馳せ流派を開設し比叡山延暦寺の「根夲中堂」「大谷本廟」「豊国神社」など揮毫。京都に於ける有名社寺の門標の大字はほとんど竟山の筆によるもので神道闇齋学にも通じていたそうです。井上西山、木村陽山以降、徒党化の動きがなく今はほとんど途絶えた感のある流行りのない流派です。


最近、詩書画印を愛する仲間が増えていることは個人的に本当に嬉しく思っております。

21)KinemaとCinema

ファッションカンタータ「Kinema」をテーマにした京都劇場の本番当日から京都駅ビルの衣裳展示、安珠さんの写真展と一連のイベントがここに来てひとまず一区切りついた感じがします。
あとはBS-TBSの放映にWeb写真展を待つばかりとなりました。

僕のようにきものを創る作家やヘアメイク、着付け、モデル、写真家、簪や髪飾りなどの装飾、音楽家、監督、プロデューサー、裏方とすべての人にとっての誇りある作品であって、決してひとりでは成せない素晴らしい舞台に出展させていただけましたこと、本当に感謝しております。
精進せねば!!




京都駅ビルインフォメーション前の安珠さん写真展のスナップより。
6/5で終了しましたが、7/20よりWeb写真展がスタートしますのでご覧になれなかった方は楽しみにお待ちください。
http://www.fashion-cantata.jp/

明日からの出張を前に、出荷の段取りの目処もつきましたので久しぶりの更新です。

今年のファッションカンタータは映画誕生120年を記念した「Kinema」。約半年がかりでテーマと向き合いましたので思い入れもひとしお。
120周年を記念して作った帯のCXXなど、発表するため制作したものが今後出番があるのか、はたまたどこの誰かがお気に召されてコレクションくださることになるのかは置いてもやることはやった!という充足感でいっぱいです。
ところで、
「Kinema」そして「Cinema」の話題がありますのでご紹介させてくださいませ^_−☆
「ごくせん」などの漫画家・森本梢子先生による人気ラブコメディ漫画の原作で、綾瀬はるか斎藤工の共演で映画化された「高台家の人々」が6月4日封切りになりました。

今回、大地真央さんのシーンに私の絞りの着物を衣裳協力させていただきました。

主人公・木絵役を綾瀬はるか、光正役で斎藤工。兄妹役に水原希子間宮祥太朗、父役・市村正親、母役・大地真央

http://koudaike-movie.jp/sp/

是非ご覧いただければと思います。

20)ファッションカンタータ2016 ①

第24回ファッションカンタータfrom KYOTO「Kinema」2016。
いち出展者の言葉でしかありませんが、ご来場くださいましたお客様はじめ関係各位、皆様に感謝申し上げます!
本当にありがとうございました。

5月21日の土曜日に京都駅ビル京都劇場で開催された1日のみの特別な舞台の出展を終え、
休む間もなく出張先の東京へ向かいましたため、展示会も2日目を過ぎようやくひと息つけたかなというところでブログの更新です。
ブログのアクセス数だけが悪戯に多くなるも、なかなか投稿出来ずお待たせしてしまいました。

ファッションカンタータは京都を代表する和洋のファッションと音楽の融合したスペシャルな祭典です。

今回のテーマは日本映画120年を記念した豪華ゲストのキャスト陣。


洋装のケイタマルヤマのコレクションへのテーマは女優。
見応えがあり非常に楽しめました。

和装の京都コレクション協議会の4作家には石橋義正監督よりKinemaに因んだテーマを戴きました。

臈纈染めの丹下雄介さんの「アヴァンギャルド」、私・藤井裕也の「モダニズム」、和染紅型の西田裕子さんの「ドラマ」、手描き友禅の羽田登喜さんの「スター」と各自の染色技法でそれぞれのテーマを落とし込んでの作品を制作、
加えて「時の移ろい」をテーマに男物のきものコレクションも各自1作品ずつ制作出展するという面白い舞台となりました。


関係者用プレビューと一般公演あわせ計5ステージ。
モデルさんやご出演者の皆さん、ヘアメイク、着付けの先生の皆様にはかなりハードな本番だったことと思われます。

昨年の秋に出展のセレクションが決定、公式リリースまで何も発表出来ないもどかしさも抱えつつ、通常業務時間や出張をこなしながら常に作品のトータルの完成へ真剣に向き合い没頭して作品を制作しておりましたので
滞りなく無事発表出来たことは何より幸せなことでした。

6作品とも日本映画120年の歴史を意識し、私に頂いたテーマKINEMA KIMONO「モダニズム」へのアプローチは難しい切り口でしたが、その分やり甲斐もあってやり終えた安堵感でいっぱいです。


こちらの写真は京都駅ビル2Fインフォメーション前で29日までファッションカンタータのエキシビジョンが開催され、当日の衣装展示と映像紹介があります。

続けて書けるかわかりませんがひとまず…to be continued !!

19)熱田と飛鳥。

新緑が美しい五月。

子どもの日は過ぎてしまいましたが五月五日は菖蒲の節句端午の節句でした。

五月五日は個人的にもう一つ意識している行事がありまして、名古屋の話。母方の大原家は曽祖父の代まで代々熱田の祭祀にお仕えしていた神官、社家でした。

端午の節句の同日には、熱田に古来より伝わる神輿渡御(しんよとぎょ)と呼ばれる神事があるんです。

飛鳥に都があった頃、朱鳥元年(西暦686年)今を遡ること1330年前、草薙の剣熱田神社に還幸(かんこう)になりました。

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その朱鳥(あかみどり)の元号の由来は新羅の沙門道行のために神剣が二度に渡り盗難に遭い、皇居に据え置かれたものをご神命によって熱田の地に還したことに因んだものとのことです。
草薙の剣が熱田の杜に還っても長くご皇室をお守りすることに変わりないことを遠く飛鳥浄御原に仰いで祝う神事ですね。

以来、不用心があってはいけないと時の天武天皇飛鳥浄御原宮り七人の宮仕えを熱田に派遣されたことにより熱田七姓という社家が誕生します。

世襲制度の社家で尾張氏の首長を中心に社家の七姓、田島氏、馬場氏、守部氏、大喜氏、粟田氏、長岡氏、大原氏などの氏姓が歴代の熱田神社をお守りする祭祀の家として約一千二百年綿々とお仕えしておりました。明治維新によって熱田神社熱田神宮に改編され国家管轄になって社家が離散します。

ちなみに同じ社家の粟田家は京都の粟田がルーツ。

母の祖父や親類、他の社家・熱田七姓も同様に禄を失い熱田の杜から裸同然で追い出されました。
それでも母の祖父は熱田大神にご奉仕していたとのことですが、戦前に熱田の杜から離れて京都に居を移したそうです。
曽祖父、祖父も名古屋に帰りたいといいながら早くに亡くなり、また名古屋の大空襲により詳細の巻き物などはありませんが物心ついたころから大原の家の伝承、断片的な話から流れを調べていました。
熱田神宮にある神宮文庫などに度々足を運び文献を紐解くなか3年ほど前に、岡本天明伝などのご著者である古神道研究家の黒川柚月さんより熱田神宮朱鳥会の記念誌をご紹介頂きました。

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朱鳥会とは旧社家の集いです。早速求めましたところ、紋の記述や断片的に伝わっていた内容とピタリと一致、さまざなに謎だったことが判明して、大原の親類とも資料を共有しご先祖さんのルーツをみんなが喜んでくれたことが何よりでした。黒川さんには本当に感謝しております。

熱田の杜からさらに大原のルーツを辿っていくと名古屋の前は明日香村に大原の里があったことが判明しました。
大原の里は現在、明日香村小原と改称されています。

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ところで、この明日香村小原は「藤井が原」又の名は藤井原と呼ぶそうです。藤原家のふる里でもあります。

大原と藤井が原とは明らかに同じ地を指しているそうなんですが僕が藤井の家に生まれたのは偶然ではないのかもしれませんね。藤井家の方は近江八幡の出自だそうで、明日香村と何のゆかりもないと思いますがなんとも面白い符合です(^ ^)

僕は染色家ですし神主や宗教家を目指している訳ではありませんけれど僕のバックグラウンドにはなんとなくそんなご先祖さんのルーツがあって。雅楽を突然習い出したりと、僕の神道的な素地はそんなところにあるのかなとも思っております。
 

長く飼っていた猫のアスカも明日香村出身。行方不明で思い出すと悲しくなりますが。

熱田と飛鳥は僕の中では結構大きなキーワードなんです。

落ち着いたらまた行きたいな。

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18)西に東に。

5月5日の更新よりブログとだえてしまいまして失礼しました。
予定を大幅にオーバーして10日ぶりの投稿になります。

本日は京都三大祭りの一つ、葵祭が15日、京都市内で行われます。
約500人の平安装束の行列が京都御所建礼門前を出発下鴨神社を経て上賀茂神社まで斎王代とともに練り歩く時代絵巻のお祭りです。

私は本日まで関西圏の通いの展示会に参加しておりますので残念ながら観ることは出来ませんが、
お天気も良いので西の方にいらっしゃる方宜しければ京都の葵祭にお運びください(*^^*)
詳細はこちら。
https://www.kyokanko.or.jp/aoi/index.html

ところで、東の方の話題です。

熊本地震復興支援イベントのお知らせです。
日ごろよりお世話になっております東京の自由が丘にあるミリオンアートスペースさんは八代亜紀さんの私設ギャラリーになりますが、
ご縁のある作家さんにギャラリーをオープンし、定期的に企画展を催されています。
私自身も2015年の1月に「虹のかけら」という個展を開催させていただき、今年の2月には父の40周年記念個展でお世話になりました。

そのミリオンアートスペースさんのオーナーさんは八代さん。
ミリオンアートスペースで八代さんが出会った作家さんたちが協力し、作品を持ち寄ってその売り上げ全額を熊本県八代市義援金としてお送りするイベントが5月13日よりスタートしております。
八代さん熊本県知事とのホットラインで熊本全体にはすでに多額のご寄付をされていらっしゃいますが、八代市へのご支援の呼びかけです。

関東近郊の方は何卒お立ち寄りくださいませ!


以下、
ミリオンアートスペースのFBページより。

https://www.facebook.com/MillionArtSpace/

⬇︎

「この度の熊本地震にて熊本県大分県に甚大な被害がでております。
そこで私共ミリオンアートスペースにて被災地の少しでもお役に立てればと思いこのイベントを開催することにいたしました。

■趣旨

ミリオンアートスペースにて個展を開催した作家さんたちが今回の熊本復興支援に向けて作品を無償提供いただきましたので特別価格にて販売させていただきます。
すべての売り上げを熊本県八代市義援金としてお送りさせていただきます。
皆様是非このイベントにお力添えくださいませ。

■場所 ミリオンアートスペース
〒152-0023 東京都目黒区八雲3-11-2ミリオンビル1F
(03)5731-8696

■日時 5月13日(金)〜5月23日(月)

11:00〜18:00

■参加協力

染色 藤井 浩 ・ 藤井裕也

書画/抒情画 夏 生

フラクタル絵画
檜山寿一 ・ 岡崎光

宙吹きガラス 川原有造

備前焼 松本直己 ・鯉渕亮太

焼き締め陶 吉筋恵治

染付 岩永 浩

建具 松井美喜夫

キルト 岡部美咲・中澤フェリーサ

紅型・型絵染
中島京子・生徒の皆様

手描き友禅 西森和美・町田久美子

江戸指物 川内素子

柴山象嵌 松本 香

着物コラージュアート naomaria

世田谷代田Monocotoグループ
【SOBASUTA・対馬哲史・0001DesignOffice・石川優子・dotdesign・Kanaexpress・
高橋欣之・insense・中山裕美・NIZYUKANO・梅澤仁郎】

ミリオンアートスペース
絵画 八代亜紀

陶芸 増田 登 」

私ところのコーナーは絹のベストやマフラー、和の小物に扇子と出品させていただいております!
扇子は初日に完売したそうですので絹絵の額などと共に追加したいと思います。


17)二条城 3度のズレ。

北極星がある方向が真北(しんぽく)で方位磁石が指す北を磁北(じほく)と呼びます。

真北と磁北。

さて私たちのアトリエは二条城のお堀りの西側の美福通り沿いにあります。

北極星の真北を基準に平安京の条坊地割のもと築かれた内裏から大学寮や式部省があった美福門跡をのぞむ場所にあたります。

徳川家康により築城された世界遺産である二条城は当時の先端技術のコンパス、方位磁石を用いたそうで地図で見ると東に傾いているのが良くわかります。

磁北を基準に、お堀の東側を南北に走る堀川通りに対し東に約3度傾いているのです。
1600年頃は真北から磁北は東に3度ズレていた影響だそうです。

現在の磁北は真北から西に7.2度傾いているとのこと。
二条城の方位のズレは京都の謎として有名なので、詳しく知りたい方はいろいろ調べてみてください(^ ^)

そこに生じた3度の空間が堀川通沿いにある二条城東大手門前の大型駐車場。
バス30台分、乗用車216台分のパーキングスペースですね。

Googleマップを加工。

何でも、京都市によるとバスのスペースが足りないとか…
足りないからという理由で現在の敷地を潰し新たに第2駐車場の建造を強行する模様。
駐車場を設けるため埋蔵物調査がすすめられている整備中の予定地は二条公園の向かい側、美福竹屋町通りに面する二条城の西北(戊亥)の方角、垣根の柵の内側です。
お城の内で枯れ木が出た場合の植え替え用樹木を育成する場所。
平安京大内裏宮中八神殿があった神祇官西院の跡地でもあります。

そんな戊亥の方位について、ウィキペディアより
以下転載。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%96%80_(%E6%96%B9%E4%BD%8D)
天門(てんもん)とは、北西(西北。乾=いぬい:戌と亥の間。)の方位のことである
陰陽道では、怨霊や魑魅魍魎などの災いが出入りする方角であるとして、忌むべき方角としている。この天門を鎮めると、家運が永久に栄え、子孫が繁昌するとされる。他の方位神とは異なり、天門は常に乾の方角にある。
天門が建築に与える影響として以下の点が挙げられる。
大吉 - 居間・床の間を作り、神棚・仏壇を置くことや、屋敷の一角やその周辺に氏神や屋敷神を祀ったり榊を植えること
凶 - 玄関や階段、敷地の入口・門・外部からの通路を作ること
また、北西の位置に社寺を建立してその鎮めとし、都市や地域の入口となる街道を迂回させて北西(西北)からの通路を塞ぐなど、中近世の都市計画に影響を与えた。
【転載終わり】

善きも悪しきも両義的とされる方位。

個人的にはそんな場所に駐車場を設けなくても、二条城の南側、押小路通を駐車場スペースとして整備すれば良いと思うんですけどね。

押小路通は全面駐停車禁止区域なのに自転車専用レーンにはタクシーや観光バスが四六時中停まってます。
必要であればそちらを整備すればと思うのですが、縦割り行政では難しいのかな。

さて、明日は午前中いっぱいアトリエの仕事してから姫路に向かいます。
次の更新は5/10の予定です。

16)バタバタ。

GW突入しましたね。
休みらしく本日は比叡山登山に。
美しい新緑の中、山藤から椿、色とりどりの躑躅(つつじ)が美しく咲き誇ってました。
2月の鞍馬山登山以来の久しぶりの山。体力強化も兼ねて回数増やしたいものですね。

4/30のブログ更新はお休みさせていただきました。一部オフィス仕事が追いついておりませんので休み中ぼちぼちこなします。
というわけで第16稿の更新です。

GW前には熊谷の展示会の後アトリエの制作仕事からのファッションカンタータ最終の作り込み、
9月八代亜紀絵画展・特別企画として父の40周年のジョイント併設展における豊橋の百貨店様の打ち合わせ、
10日から始まる東京ミリオンアートスペースでの熊本地震緊急チャリティー作品展のチラシ作成のフォーマット化の各種お手伝い、
そしてファッションカンタータの取材、姫路の展示会の出荷などバタバタ。
ブログどころではありませんでした。一部楽しみにお待ちくださっていた方はごめんなさい(^_^;)

ところでファッションカンタータのご取材。作品自体は半年間練りに練って積み重ねて来ましたので楽しみにしていただければと思います!
撮影自体は正直慣れておりませんので自信なしです。今回テーマがKinemaですからアールデコ調などアメリカからスタートした映画史の時代背景、華やかなりし古き良き時代にこだわっております。
ぼちぼちと友人、知人、お客様から当選したよ!あかんかったみたい?!などの連絡があり雰囲気出て来ました。ドキドキものですね☺️


⬆︎
1924年(大正13年)米國エルジン製の懐中時計を手にしてみたりと、キネトスコープの本場の空気感を僕なりに肌感覚で感じ落とし込むなりする中、京都映画史も当然ながら勉強しました。
詳細はShow当日まで控えますが、作者が何を考えているかぐらい語ってもここでは大丈夫かなと思いますので綴ってみました。

https://www.facebook.com/FashionCantata/posts/960534397378677
⬆︎
こちらはファッションカンタータ公式Facebookページに公開されたご取材風景。
私とろうけつ染の丹下雄介先生のご取材でした。

ところで5月は展示会もたくさんお受けしております。

5/7〜9、5/13〜15 の2会場を関西、5/26〜29 東京で1会場。それぞれ異なるお取引先さま。

関西の展示会の合い間を縫ってファッションカンタータの最終仕上げ➡︎打ち合わせ➡︎納品があり、リハを経て5/21の本番当日を迎えます。

明日はGWの旗日以外の大切な仕事の日。
やりきらなきゃいけないことばかり。
朝から気合い入れます。

次回の更新は5/5までに!宜しくお願いします。